ここぞの一言、90歳は深い

地域の花壇の水やりが、順番に回ってくる。
ルールでは「4日水をあげたら次の家に回すになっているけれど、この雨続きで水やりの必要がない。
結果、水やり当番の回覧板は秋雨前線とともに、ウチで20日近く停滞している。
その間にぶどうの玉割れが発生し、発送の仕事も余計な時間がかかってコチラも停滞気味で、少し気持ちも沈んでいたある日の夕食時に母がこんなことを言った。
「今年は大きな地震があったり、あちこちで水害があったり。ぶどう屋さんだけ良いっちゅう訳にはいかんだよ」
「あー、そうだよな。世間で起きてることに比べたら、どうってことないな」その言葉を素直に飲み込めた。
そして、今度は台風接近。進路や速度が変わるなかでヤキモキしていると、昨晩の夕食時に母が、「お彼岸と十五夜が重なる年は荒れるだよ」と。
まさに、そのタイミングで日本列島に近づいてきた台風25号。
「あー、昔からそうなんだ」と、また納得してしまった。
90歳は、なかなか深い


