名古屋、卓球。

昨日のアジア大会、男子卓球団体。
日本が中国を破り、60年ぶりの優勝を果たしました。
テレビで試合を見ながら、ふと頭に浮かんだ二つの言葉があります。
名古屋、卓球。
この二つのワードを、私の頭の中にある非力な検索エンジンにかけて、出てきた答えが「ピンポン外交」でした。
「ピンポン外交」
この言葉は、なぜか昔から頭の中に残っています。
1971年。当時11歳だった私。もちろん、その言葉の意味なんて分かっていなかったと思いますが、「ピンポン外交」という、変わった言葉だけは、なぜか覚えていました。
それから55年。名古屋で行われている卓球をテレビで見ながら
あれ?ピンポン外交って、名古屋じゃなかったっけ?
その言葉が頭に浮かんだ訳です。
ちょっと調べてみました。
1971年、名古屋で開かれた世界卓球選手権。そこでアメリカの選手が練習後に自分たちのバスに乗り遅れ、中国選手団のバスに乗ることになった。その車内で中国の選手と交流し、その様子が報道されます。
そんな偶然の交流もきっかけとなり、大会後、アメリカ選手団が中国へ招待されることに。
これが、米中関係が動きだすきっかけの一つとなり、「ピンポン外交」と呼ばれたようです。
そして、今回の「60年ぶり」という数字も気になりました。
前回、日本男子がアジア大会で優勝したのは1966年のバンコク大会。
その大会に中国は参加していませんでした。その後、中国は1974年にアジア大会へ初参加。
以来、日本はアジア大会の男子団体で中国に一度も勝てないまま、60年が過ぎていました。
そして2026年、愛知・名古屋大会で初めて中国を破り、60年ぶりの金メダル。
名古屋、卓球。
テレビを見ながら、なんとなく頭に浮かんだ二つの言葉。
そこから、11歳の自分が覚えていた「ピンポン外交」という言葉につながり、ちょっと調べ始めたら、55年前まで遡ることになりました。
まさか、こんなところでつながるとは。
今の時代にも、こんな偶然から「思わぬ展開」が生まれるといいですね。


