マーケットへ行くはずだった日

天野ぶどう園が都内のファーマーズマーケットへ出店するようになって、もう16年。
ぶどうのシーズンになれば、週末の早朝に勝沼を出て東京へ向かう。
コロナ禍前までは土日。その後は日曜日。 これまで何往復したのかは、もう分かりません。
その16年間を振り返ってみると、記憶が確かなら、東京までたどり着けず途中で引き返したのは一度だけでした。
その一度は、台風による大雨の時。
高速道路が通行止めになり、それならばと一般道へ降りたものの、そちらも通行止め。
東京へ向かう道がなくなってしまい、諦めて勝沼へ引き返しました。
そして今日。
二度目の途中リタイアとなりました。
今回は台風でも、大雨でもなく、車です😂
いつものようにマーケットへ向かって中央道を走っていたところ、途中でエンジンに異変が出ました。
幸運にも談合坂サービスエリアの1キロほど手前での出来事だったので、そのままサービスエリアまで走って車を停め、いつも整備をお願いしている工場へ連絡。
状況を説明したところ、
「そのまま東京まで行くのは無理ですね」
とのこと。
ここから先へ進んで、高速道路上で完全に止まってしまったら、それこそ大変です。
ということで、本日のマーケット出店は断念。
ぶどうを積んだ車とともに、レッカーで山梨へ戻ることになりました。
台風でもなく、大雪でもなく、二度目のUターンの理由が車のトラブルになるとは。
長く続けていれば、まあ、こんな日もありますね。
気持ちを切り替えて、明日からはご予約いただいているぶどうの発送を始める予定です。
ところが今度は、秋雨前線と迷走台風。
こちらも天気予報とぶどうの状態を見ながらのスタートになりそうです。
予定を立てても、その通りにはいかない。
もう、15年以上前か?昨年95歳で他界した父が台風や長雨でソワソワする私に。
「まあ、しょうがねえ」とその都度言っていた。
この仕事を当時で60年以上やってる人は、諦めもあるかもしれないけれど、自然と付き合うことの難しさを受け入れているのだなと当時思いました。
自然に左右され、時には車にも左右される。
まあ、こんなもんですね😂


